なかや農園― 食材の原点を見つめて ―
■畑からはじまる料理づくり
敦賀の豊かな自然に囲まれた「なかや農園」では、季節ごとに土と語り合いながら、野菜を育てています。畑で採れたにんじん、ピーマン、ねぎ、ズッキーニ、そして香草…。どれも料理人が自ら手に取り、土の香りや張り具合を確かめながら収穫するもの。
■ 素材と対話する厨房
厨房では、食材の声を聴くように包丁を入れます。余分なものを削らず、自然のうま味をそのまま生かす。“もったいない”という心は、料理人の基本であり誇りです。
故郷敦賀で獲れた新鮮な野菜の香り、しいたけの旨み、にんじんの甘さ。それぞれが引き立ち合い、一皿の中で調和していく。なかやの料理は、そんな小さな奇跡の積み重ねから生まれます。

■ 「ありがとう」を届けたい
なかやが目指すのは、食を通じて人と人をつなぐこと。自ら育てた食材を、自分たちの手で調理し、最高の状態でお客様へお届けする。その一口の「おいしい」が、「ありがとう」という笑顔に変わる瞬間こそ、私たちの喜びです。これからも、「なかや農園」で育った命を、心を込めて、一皿に映してまいります。

地元・敦賀の大地から生まれる「食の力」を信じて。
これからもなかやは、地域とともに、“食で日本を元気に”していきます。

